イブシリーズの解熱鎮痛薬における鎮静成分(アリルイソプロピルアセチル尿素)の有無を見分け、安全な服薬指導を行うための重要な知識を問うクイズです。運転制限や依存性リスクについても学べます。
クイズの内容に問題がある場合や、改善のご提案がございましたら、お気軽にお知らせください。
📧 内容についてお問い合わせ45歳女性。長距離トラックドライバーとして勤務。頭痛のため薬局を訪れ、「仕事中も飲める頭痛薬が欲しい」と相談がありました。「イブの薬がよく効くと聞いたので、イブシリーズから選びたい」とのことです。
この患者に推奨できる、運転に支障をきたさない(鎮静成分を含まない)イブシリーズの製品はどれですか?
シクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害し、プロスタグランジンの生合成を抑制することで鎮痛・解熱・抗炎症作用を示す。
中枢神経系におけるCOX阻害作用および下行性疼痛抑制系の活性化により鎮痛作用を示す。視床下部の体温調節中枢に作用して解熱作用を示す。
GABAA受容体に作用し、中枢神経系の抑制性神経伝達を増強することで鎮静作用を示す。緊張性頭痛における筋緊張緩和の補助的効果も期待される。
血管収縮作用により頭痛を軽減し、中枢神経刺激作用により鎮痛効果を増強する。
成人(15歳以上):1回2錠、1日3回まで。服用間隔は4時間以上あける。
成人(15歳以上):1回2錠、1日3回まで。服用間隔は4時間以上あける。
成人(15歳以上):1回3錠、1日2回まで。服用間隔は6時間以上あける。
共通注意事項:なるべく空腹時をさけて、水またはぬるま湯で服用する。
イブA錠・イブクイック頭痛薬DX:
鎮静成分を含む製剤では、アルコールにより鎮静作用が増強されるため、服用前後の飲酒は避ける。
イブシリーズの中で唯一鎮静成分を含まない製品を見極める問題です。アリルイソプロピルアセチル尿素の薬理作用と副作用を理解し、患者の生活スタイルに応じた適切な製品選択ができるようになりましょう。
※ 重要な注意事項
本クイズは教育目的で作成されています。実際の診療・調剤には必ず最新の添付文書をご確認ください。
最終確認日:2025/8/20